ONE OK ROCK 2013 "人生×君=" TOUR LIVE&FILM

解説

ONE OK ROCK 2013 "人生×君=" TOUR LIVE&FILMは、2013年5月25日に横浜アリーナで行われたライブの模様を収録した映像作品で、バンド初の全国アリーナツアー『人生×僕＝』の幕開けとなる重要な公演を記録している。このツアーは、オリコン2位を獲得した6枚目のアルバム『人生×僕=』を引っ提げて行われ、ONE OK ROCKが本格的にメインストリームへと飛躍する転機となった。

高画質・多カメラによるライブ映像（Disc 1、全22曲収録）に加え、ツアーの裏側を追ったドキュメンタリー（Disc 2）も収録されており、2013年6月のアリーナツアー全体の空気感を余すところなく伝えている。

感動的なハイライトの一つがアンコール1曲目の「Nobody's Home」。この曲は2010年のアルバム『Nicheシンドローム』に収録されたもので、Takaが両親への謝罪と感謝を綴った内容となっている。DVDに収録されているのは5月25日公演だが、翌26日公演ではTakaの両親が客席にいたことで、より深い意味を帯びた特別な一曲となった。その時の感情が伝わるシーンは、Disc 2の『ONE OK ROCK 2013 "Life × You =" FILM』にも収められている。

「Let's Take It Someday」ではTakaのカウントダウンに合わせて観客が一斉にジャンプし、会場が一体となる演出が圧巻。「Wherever You Are」では観客の大合唱が響き渡り、バンドとファンの強い絆が感じられる。

ONE OK ROCK 2013 "人生×君=" TOUR LIVE&FILMは、アリーナクラスのバンドへと成長していくONE OK ROCKの姿を捉えた貴重な記録。激しいロック、個人的な想い、そして心を打つ演出が詰まった一本。