5枚目のアルバム: 残響リファレンス

43:42 (初回限定盤)
収録曲
- 1.Coda0:50
- 2.LOST AND FOUND3:03
- 3.アンサイズニア3:40
- 4.NO SCARED3:39
- 5.C.h.a.o.s.m.y.t.h.5:18
- 6.Mr.現代Speaker3:54
- 7.世間知らずの宇宙飛行士3:32
- 8.Re:make3:25
- 9.Pierce4:25
- 10.Let's Take It Someday3:41
- 11.キミシダイ列車4:14
シングル
- 1.アンサイズニア発売日: 2011年2月16日
- 2.Silent World発売日: 2011年2月16日
- 3.アンサイズクリア発売日: 2011年2月16日
- 4.To Feel The Fire(ONE OK ROCKによるカバー)発売日: 2011年2月16日
初回限定盤初版のみ

通常盤の全収録曲に加え、ラストのキミシダイ列車に隠しトラック「たてやま」が収録されている。
- 説明
- クレジット
- 楽曲クレジット
「残響リファレンス」は、ONE OK ROCKにとって5枚目のスタジオ・アルバムであり、バンドの存在感を日本のロックシーンにおいて決定づけた作品である。2011年にリリースされた本作は、感情の深さ、技術的な完成度、そして国際的な音楽性の広がりを融合させ、ONE OK ROCKの進化を象徴するアルバムとして位置付けられている。攻撃的なロックと内省的なバラード、より複雑なアレンジのバランスにより、音楽的・歌詞的な成熟が明確に現れた転機の作品とされている。
音楽面では、ONE OK ROCKがこれまで培ってきたポスト・ハードコアやオルタナティブ・ロックを基盤に、洗練されたプロダクション、実験的要素、そしてメロディの深みが加えられている。重厚さと繊細さ、葛藤と希望、日本語と英語の影響が絶妙に融合されたアルバムであり、英語詞の自然な導入も本作の特徴である。
歌詞は、自己との対話、感情の葛藤、反抗、喪失、愛などをテーマに、個人的な視点から描かれている。タイトルの「残響」は、過去からの呼びかけや、心に残り続ける感情の余韻を象徴している。
本作は、ONE OK ROCK自身のプロデュースに加え、信頼するエンジニアとの共同作業により、洗練されたサウンドに仕上がっている。オリコン週間チャートで初登場2位を記録し、ロックの力強さと感情表現のバランスが評価され、ファン・批評家双方から高い評価を得た。
このアルバムは、ONE OK ROCKのディスコグラフィにおける大きな転機とされており、日本のロックに根ざしながらも、自然体で西洋のオルタナティブ要素を取り入れた独自のスタイルを確立した作品として知られている。
「残響リファレンス」は、バンドの国内外での成功への道を切り開いた作品であり、英語詞への移行やワールドツアーの基盤ともなった。一方で、初期からのファンとの強い結びつきも維持しており、本作の楽曲は現在でもライブで演奏され続けている。感情の透明性と音楽的多様性により、今なお多くのリスナーから支持を集める名盤である。
- 1.映画「ミロクローゼ」(2011年)主題歌2012年
- 1.テレビ東京「JAPAN COUNTDOWN」エンディングテーマ2011年2月
- 2.北海道テレビ「NO MATTER BOARD(2010〜2011シーズン)」オープニングテーマ2011年2月
- 1.イメージエポック制作ゲーム『ブラック★ロックシューター THE GAME」主題歌2010年11月
- 2.ユービーアイソフトのゲーム「Rocksmith 2014」配信限定楽曲2013年
- 1.レコチョクTVCMソング2011年
- 2.北海道テレビ「NO MATTER BOARD(2011〜2012シーズン)」エンディングテーマ2011年
- 1.レコチョクTVCMソング2011年
- 1.エムティービー・ビデオ・ミュージック・アワード・ジャパン最優秀ロックビデオ賞2012年6月23日