Fans 4ONE OK ROCK LogoONE OK ROCK Logo非公式のウィキ兼ファンサイト

6枚目のアルバム: 人生×僕=

発売日:2013年3月6日
長さ: 53:50
ジャンル: ロック オルタナティブロック ポストハードコア エモ パワーポップ
レーベル:
A-Sketch
関連ツアーDVD:
ONE OK ROCK 2013 "人生×君=" TOUR LIVE&FILM

収録曲

  1. 1.Introduction 〜Where idiot should go〜1:12
  2. 2.Ending Story??4:15
  3. 3.ONION!3:18
  4. 4.The BeginningMusic Videoシングル4:55
  5. 5.Clock StrikesMusic Video3:55
  6. 6.Be the LightMusic Video5:39
  7. 7.Nothing Helpsシングル4:48
  8. 8.Juvenile3:59
  9. 9.All Mine4:36
  10. 10.Smiling Down4:25
  11. 11.Deeper DeeperMusic Videoシングル3:35
  12. 12.694:37
  13. 13.the same as...4:36

シングル

The Beginning
  1. 1.The Beginning発売日: 2012年8月22日
  2. 2.欠落オートメーション発売日: 2012年8月22日
  3. 3.Notes N' Words発売日: 2012年8月22日
Deeper Deeper/Nothing Helps
  1. 1.Nothing Helps発売日: 2013年1月9日
  2. 2.Deeper Deeper発売日: 2013年1月9日
  3. 3.カサブタ発売日: 2013年1月9日

初回限定盤初版のみ

通常盤の全収録曲に加え、ラストのthe same as... に隠しトラック「ONE OK ROCK Theater」が収録されている。

  1. 13.人生×僕=the same as... (「ワンオクロック劇場」シークレットトラック)16:15

DVD限定版のみ

「STUDIO JAM SESSION」
  1. 1.人生×僕=The Beginning
  2. 2.人生×僕=the same as...
概要

人生×僕=(読み:人生×僕=)は、ONE OK ROCKにとって6作目となるオリジナル・スタジオ・アルバムで、2013年3月6日にリリースされた作品である。本作は、日本国内でのメインストリームでの評価を確立すると同時に、国際的展開への扉を開いた重要作として広く位置づけられている。前作残響リファレンスで築かれた基盤を踏まえ、サウンドはより大胆に、表現は成熟し、明確にグローバルな視野を帯びた内容へと進化した。ポスト・ハードコアの緊張感、オルタナティヴ・ロックの明瞭さ、そして情感豊かなバラードが有機的に融合し、アイデンティティ、若さ、目的意識、そして成長に伴う現実との衝突といった主題が一貫して描かれている。

アルバム・タイトルは本作の思想的中核を成している。未完の数式として提示される人生×僕=は、「人生」と「自分」が交差したとき、何が導き出されるのかという問いを示唆する。楽曲群は自己不信、反抗、喪失、進むべき道の模索、そして不確かさの中でも前進しようとする意志といった側面からこの問いに向き合っている。Takaは本作を、それまでにバンドが経験してきたすべてを集約した作品であると語っており、公の立場で大人へと移行していく過程における重圧と可能性の両面が反映されている。この移行期ならではの内省性が、アルバム全体に深い感情的重みを与えている。

音楽的には、従来からの重厚さとメロディ性の均衡がさらに研ぎ澄まされ、より緻密なアレンジ、洗練されたプロダクション、そして英語詞を含むバイリンガル表現の比重が高められている。英語の使用はより自然かつ自信に満ちたものとなり、国際的志向の強化が明確に表れている。Takaのボーカルも、制御力と情感の深まりを示し、演奏面ではスタジアム規模を想定したスケール感が際立つ。結果として、本作はONE OK ROCKの日本的感性に根ざしながらも、世界的オルタナティヴ・ロックの潮流と明確に呼応する作品となった。

リリース時、本作はオリコン週間アルバムチャートで初登場2位を記録し、その後、日本レコード協会よりゴールド認定を受けた。リード曲「The Beginning」は、映画主題歌として起用されたことで広範な認知を獲得し、バンドのリスナー層を大きく拡大する代表曲の一つとなった。感情的訴求力と国際水準のプロダクションを兼ね備えた本作は、ディスコグラフィーにおける画期的作品として評価を確立した。

ジャケット・アートワークは、音響機器によって構成された「眼」をモチーフとしており、中央にはマイクが配置されている。これは、音楽を通して世界を見るアーティストの視点を象徴するものであり、未完の数式として提示されたタイトルと強く結びついている。「人生(Jinsei)」×「僕(Boku)」という問いは、抽象的な答えを指し示すのではなく、表現としての結果を示唆する。すなわち、人生と向き合ったときに立ち現れる自己像は「ロック」そのものであるという解釈である。この思想は、アルバムの回答曲として最後に制作された69(表記:ROCK)によって明確化されており、ロックを音楽ジャンルであると同時に生き方として位置づけ、人生を先送りせず、自らの選択に責任を持つ姿勢を提示している。

現在において人生×僕=は、ONE OK ROCKのカタログの中でも特に支持の厚い作品の一つであり、多くのファンにとってバンドとの出会いのきっかけとなったアルバムとして語られている。個人的内省、音楽的野心、そして世界へ向かう志向が一体となった本作は、バンドのアイデンティティが結晶化した瞬間を捉えた記録である。その感情的明瞭さと音響的迫力は、現在もなお世界各地のリスナーに響き続けており、ONE OK ROCKの進化を語る上で欠かすことのできない重要な章となっている。

楽曲タイアップ一覧
The Beginning
  • 1.映画「るろうに剣心」(2012年)主題歌2012年5月29日
Clock Strikes
  • 1.セガ ゲーム「龍が如く 維新!」主題歌2014年
Be the Light
  • 1.映画「キャプテンハーロック」(2013年)主題歌2013年
Nothing Helps
  • 1.カプコンのゲーム「DmC Devil May Cry」イメージソング2013年
Deeper Deeper
  • 1.スズキ「スイフトスポーツ」CMソング2013年
the same as...
  • 1.映画「グッモーエビアン!」(2012年)主題歌2012年
受賞歴
The Beginning
  • 1.スペースシャワー・ミュージック・アワードBEST YOUR CHOICE2013年3月1日
  • 2.エムティービー・ビデオ・ミュージック・アワード・ジャパン最優秀映画ビデオ賞2013年6月22日
  • 3.エムティービー・ビデオ・ミュージック・アワード・ジャパン最優秀ロックビデオ賞2013年6月22日
Be the Light
  • 1.エムティービー・ビデオ・ミュージック・アワード・ジャパン最優秀ロックビデオ賞2014年6月14日

人生×僕=のアルバムツアー

ONE OK ROCK『DETOX』アルバムの公式プロモーション写真