1枚目の国際アルバム: 35xxxv (Deluxe Edition)

発売日:2015年9月25日
長さ: 52:44
ジャンル: オルタナティブロック
ポストハードコア
ポップ・パンク
エモロック
レーベル:
ワーナー・ブラザース
収録曲
- 1.3xxxv51:41
- 2.Take Me To the Top3:15
- 3.Cry Out3:47
- 4.Suddenly3:03
- 5.Mighty Long Fall4:03
- 6.Heartache4:25
- 7.Memories3:21
- 8.Decision (feat. Tyler Carter)3:45
- 9.Paper Planes (feat. Kellin Quinn)3:45
- 10.Good Goodbye3:45
- 11.One by One3:38
- 12.Stuck In the Middle3:38
- 13.Fight the Night4:16
- 14.Last Dance3:49
- 15.The Way Back3:02
シングル
Mighty Long Fall/Decision
- 1.Mighty Long Fall発売日: 2014年7月30日
- 2.Decision (feat. Tyler Carter)発売日: 2014年7月30日
- 3.Pieces of Me発売日: 2014年7月30日
他のシングル
- 1.Cry Out発売日: 2015年2月11日
- 2.Last Dance発売日: 2015年9月25日
- 3.The Way Back発売日: 2015年10月2日
- 説明
- クレジット
- 楽曲クレジット
概要
35xxxv (Deluxe Edition)(読み:サーティー・ファイブ)は、ONE OK ROCKの7作目のスタジオ・アルバムであり、バンドのキャリアにおける大きな転機となった作品である。全編を米国ロサンゼルスのStudio 606(Foo Fightersのデイヴ・グロールが所有)で録音した初のアルバムであり、グローバルな音作りとプロダクションスタイルを全面的に導入した初の作品でもある。感情的な日本語詞と西洋ロックの要素が融合され、バラード、ポスト・ハードコア、アリーナ向けのアンセムが共存する構成となっている。
タイトル「35xxxv」はローマ数字「XXXV(35)」をもじった表記であり、バンドが世界のロックシーンへ進出する意志を象徴している。このアルバムがその第一歩となった。
本作では、以前の作品と比較して英語詞の割合が増加しており、ソングライティングもより緻密になっている。国際的なリスナーを意識したクリアで力強いサウンドが特徴である。
デラックス版の相違点
- 国際リスナー向けにボーカルを英語で再録音
- 一部楽曲でミックスが微調整されている
- 限定収録の2曲(Last Dance、The Way Back)を追加
- Decisionでは、オリジナルの日本語ゲストボーカルに代わり、Issues出身のTyler Carterが参加
評価と影響
本作はオリコンアルバムチャートで初登場1位を記録し、日本国内チャートに115週以上ランクインした。出荷枚数25万枚以上によりRIAJのプラチナ認定を受けている。デラックス版はBillboardのWorld Albumsチャートで1位、Heatseekers Albumsチャートで11位を獲得。英語表現の完成度と国際的なプロダクションに対して高い評価を受けた。
レガシー
35xxxv (Deluxe Edition)は、ONE OK ROCKにとって国内の主要バンドから国際的なロックバンドへと移行する契機となった作品とされる。日本的要素と西洋的アプローチを両立させながら、バンドの新たな方向性を提示したアルバムである。
楽曲タイアップ一覧
Take Me To the Top
- 1.NHK「ラグビーワールドカップ2015」イメージソング2015年
Cry Out
- 1.J-WAVE「SPECIAL SUPER BOWL XLIX RADIO supported by Audi」テーマソング2015年
- 2.NTTドコモ iPhone「All Emotions/Men and Women」CMソング2015年
Mighty Long Fall
- 1.映画「るろうに剣心 京都大火編」(2014年)主題歌2014年
Heartache
- 1.映画「るろうに剣心 伝説の最期編」(2014年)主題歌2014年
Decision
- 1.映画「FOOL COOL ROCK! ONE OK ROCK DOCUMENTARY FILM」(2014年)主題歌2014年
受賞歴
Mighty Long Fall
- 1.エムティービー・ビデオ・ミュージック・アワード・ジャパン最優秀グループビデオ賞(日本)2015年11月26日