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3枚目のアルバム: 感情エフェクト

発売日:2008年11月12日
長さ: 44:25 (通常盤)
52:22 (初回限定盤)
ジャンル: ロック ポスト・グランジ ポップ・パンク
レーベル:
Aer-born (Amuse Inc.)
概要

「感情エフェクト」は、ONE OK ROCKにとって3作目のオリジナルスタジオアルバムであり、2008年11月12日にリリースされた。前作「BEAM OF LIGHT」が内省的かつ繊細な実験性を見せたのに対し、本作では感情表現の深みと、バンドの特徴であるエネルギッシュでギター主導のサウンドとのバランスが取られた作品となっている。

アルバムタイトル「感情エフェクト」は「感情の影響」や「エモーション・エフェクト」といった意味を持ち、人間の感情の持つ生々しく本質的な力が、人生や音楽にどのように波及するかをテーマとしている。バンドはエモやパンクのルーツに立ちながらも、オルタナティブやポスト・ハードコア的な要素をさらに取り入れ、より洗練された情緒豊かなサウンドへと進化している。

感情エフェクトからは、プロモーション用としてラジオ・シングル恋ノアイボウ心ノクピドがオンエアされたが、アルバム全体の統一感や構成を損なうような展開は取られなかった。前作同様、ONE OK ROCKは単曲主導ではなく、アルバムを一つの物語として提示する姿勢を重視しており、初期から長編的・総合的な表現に強いこだわりを持っていたことがうかがえる。

本作には商業的なヒット曲こそないものの、Takaの圧倒的なボーカル、緻密なギターワーク、精密に噛み合うリズムなど、聴きどころは多い。また、オリジナルメンバーであるギタリスト・Alex鬼澤が参加した最後のアルバムでもあり、初期3部作の締めくくりとしても位置づけられている。

熱心なファンから高い支持を受けている一方で、感情エフェクトの楽曲は近年のライブセットではほとんど演奏されていない。多くの収録曲は10年以上にわたり披露されておらず、本作は現在の活動から一定の距離を置いた存在となっている。そうした中、ONE OK ROCK DETOX JAPAN TOUR 2025において、2014年以来演奏されていなかったLiving Dollsが突如披露されたことは大きな話題を呼び、往年のファンに強い驚きと郷愁をもたらした。この出来事は、本作が今なお感情的な響きを持ち続けていること、そしてこの時代に対する長年のファンの深い愛着を改めて示す瞬間となった。

楽曲タイアップ一覧
恋ノアイボウ心ノクピド
  • 1.TBS系「あらびき団」エンディングテーマ2008年10・11月
  • 2.岩手めんこいテレビ制作全国32局ネット「Break Point!」エンディングテーマ2008年11月

感情エフェクトのアルバムツアー

ONE OK ROCK『DETOX』アルバムの公式プロモーション写真