coldrainは、2007年に名古屋で結成された5人組の日本のロックバンドで、メロディアスな歌唱とハードコアスクリームを融合させたダイナミックなサウンドで知られる。ポストハードコア、メタルコア、オルタナティヴロック、ハードロックなどのジャンルを横断するスタイルが特徴。ボーカルのMasato（マサト）、ギターのY.K.C（Ryo Yokochi）とSugi（Kazuya Sugiyama）、ベースのRxYxO（Ryo Shimizu）、ドラムのKatsuma Minataniという結成以来変わらないメンバー構成で活動を続けている。

初期には『Final Destination』や『The Enemy Inside』など国内限定のアルバムを発表し、2014年にHopeless Records／Sonyとの契約を経て『The Revelation』でインターナショナル・デビュー。その後も『Vena』（2015年）、『Fateless』（2017年）、『The Side Effects』（2019年）、『Nonnegative』（2022年）と作品を重ね、音楽的進化と国際的な存在感を高めてきた。

coldrainは、ライブにおいてONE OK ROCKと共演した経験があり、特に「Skyfall」では、ボーカルのMasatoがSiMのMAHやCrossfaithのKoieとともに参加し、日本のロックシーンを代表する声が一堂に会するコラボレーションが実現した。この楽曲に限らず、両バンドの間には長年の友情と相互のリスペクトがあり、インスピレーションを共有し合う関係が築かれている。ONE OK ROCKのボーカルTakaは、coldrainとのツアーを「友人同士の旅」と表現している。